2014年10月11日土曜日

御菓子丸さんとの物語


ヒカリヤを始めるとき、ちょうど産まれた御菓子屋、御菓子丸さん。
日菓さんとしても活動していて、彼女とはその昔十年位前にたまたま同じ木のスプーン
教室で隣だったことからのお付き合いです。

歳は少し離れていますが、なんだか潜在的なところ、暮らしへの目線がいつも
同じ、同じタイミングに生きていて、なんともいつも新鮮で面白くて心地よい。

二年程はお茶室巡り、
その後は巡るお茶室がなくなって、庭園巡りとなり、
借景や離宮、特別拝観など、回りました。

と、同時にときに狭い狭い茶室、ときに丸く刈られた木々の庭を眺めながら、
ふたりで話す妄想や想念は、なんとなしに叶っていて、
それもまたまじないのようです。

と、前置きは長いですが、御菓子丸さんの和菓子をヒカリヤに
置いてもらってるわけです。

いままでに二種類。
一つ目は、琥珀の実、です。

これは私が妊婦だった昨年に、重陽の節句に合わせてふたりで
お茶会をしました。
そのとき、枝に琥珀の実をつけて、おひとりおひとりに枝を切って
振る舞ったのが生まれです。
夏蜜柑の味でしたが、秋は何か新しい味がでる模様。

それから二つ目は、我が娘のひかりちゃんが産まれたときに
内祝いとしてなんと、生菓子二つと、干菓子をつくってくれました。
どれもひかり、に関する和菓子です。

その中のひとつ、木漏れ日という写真のような素敵な干菓子を置いてもらっています。
ひかりに翳して、食べてみてください。

これからも御菓子丸さんとの物語は
いくつ産まれるでしょうか。ああ、楽しみ。



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